SSブログ

夢の中で二度目が覚める。寝ても覚めても夢うつつ、か…。

冬の名残を惜しむかのように、よく寝る。(関係ないけど)
すんごく、よく寝る。

そしてしょっちゅう変な夢を見る。
先日は、ここ最近の色んな、それこそたわいもない日常を
ごった混ぜにした夢を見た。



<たわいもない日常 その1>

ここのところ、家の周辺にカラスがわんさかいる。

いっぱいいるだけなら、まぁ別に気にもしないんだけれど
屋根の上で、ぴょんぴょん飛び跳ねて移動しているのか
それとも嘴で屋根をつついているのか、
「コンコン…コンコンコンコン…コンコンコン…」
と延々鳴っている時がある。

さすがにちょっと気になる。

何をしているのやら?
巣でもあるのかしら?子育てでもしているの?
音の原因が、飛び跳ねて着地するせいだとしたら
カラスって相当体重が重いんだろうか…?

なんて考える日々。



<たわいもない日常 その2>

散歩、と称するにはちょっとハードすぎる道のりを経て
終わりかけの梅を愛でる、という微妙な体験をしたある日。

まぁ、3月ですもの。分かってましたよ。
ほぼ散ってましたよ。えぇ。

辛うじて満開をちょっと過ぎたくらいの木もあったので
満足しておこう。また来年のお楽しみ。

一本だけ、ハッと息を呑むような綺麗な赤い花を咲かせる
紅梅があったけど、残念ながら元気な花の時期は過ぎており…。
写真よりも肉眼でその色を楽しむにとどめる。

ヘトヘトになりながら帰宅。



<たわいもない日常 その3>

そのヘトヘトになって帰宅した夜、ネットでアニメ『YAWARA!』を観た。
(いま、ここで配信中。あ、明日3/14までなら1話から通して観ることができますね。)

懐かしいなぁ、柔ちゃんかわいらしいなぁ、とのんきな感想を抱く。

柔ちゃんが、おじいちゃん直伝の上四方固をがっちりと決め
勝利を手にしたのを見届けて、満足して就寝。

…しようと思ったのに、なかなか寝付けない。
もうすぐ寝るな…と思った途端、その日の紅梅が瞼の裏に現れてハッと目が覚める。

あの赤、綺麗だったな。品があって美しくって大好きだな。
もうちょっと丁寧に見とくんだった。

でもちょっと、刺激が強い…。寝付けん…。


寝そう…紅梅…ハッと目が覚める、
また寝そう…紅梅…ハッとなる…、
何度かそんなことを繰り返しながら、いつの間にか眠りに落ちた。



翌朝、目覚める前に見ていた夢の中でのこと。

私はフレンチブルドッグを飼っている設定らしい。
毛色が全身アイボリーで、成犬と思われるサイズ。
名前は分からない。雄か雌かも不明。

時間帯は、どうやら朝らしい。

私が布団の中で、目覚めたばかりのまどろんだ状態を味わっていると
足元にそのフレンチブルドッグが現れて、こちらの様子を伺っている。

起こされる。いやだ。起きるもんか。諦めてそっとしといてくれ。

そう思って、寝たフリしている私の頭の方へ、ヤツは移動。

仰向けで寝ている私の頭部に跨る様にして乗っかり、
柔道の寝技である『上四方固』さながらに
顔面をがっちりお腹で押さえ込まれました。

(毛色のアイボリーはアニメで見た柔道着の印象らしいのです。)


むっちりしたお腹のせいで苦しい。なんの嫌がらせかね?

犬VS私で軽く根比べをするも、圧倒的不利な体勢の為、
私は笑いを堪えきれず、息も続かず。

せっかくの狸寝入り作戦も虚しく、
「ぶっはぁ!」と顔面に乗っかった犬を払いのける。

時計を見ると朝の5時。
6時間寝たのか、と思ったので前日は11時に寝たらしい。

(なんて健康的)

でもまだ寝たい。もっと寝る。


作戦変更。

『死なば諸共』ならぬ『寝らば諸共』で行こう。

「あんたもまだ寝てなさい」と布団の中に引きずり込む。
惰眠のお供に誘う作戦。

しかしヤツは、あっさりと私一人を眠りの世界に見送ったらしい。

その後、なんだか騒がしいなぁ、犬の鳴き声…
と思いながら(まだ夢の中で)目覚めると、お隣さん宅で飼っている犬達に向かって
ヤツが元気にケンカをふっかけていらっしゃいました。

「コラコラコラーッ」と慌てて引き留めていたのは
私なのか、私じゃない別の誰かなのか…、
自分と同年代の女性の気配が複数あったけど、
友人でも遊びに来ていたのかしら?
それともルームシェアでもしている設定なのかしら?(楽しそう)


とりあえず、犬の揉め事はすぐに鎮静化し
先程まで寝ていた部屋に戻ると、ベランダにカラスがいる。

(その奥には何だかわからないけど、動物がひしめき合っている。)

どうやらカラスも飼っているらしい。
嘴を含め、ところどころ真紅が混じった、なんとも珍しいカラス。

(紅梅の赤はこんな風に反映されるのか。)


カラスは、自分の足元をコンコンと、何度も何度も嘴でつついている。
何がしたいの?コンクリートに穴でも開ける気…?

(屋上で何をしているのか見てみたい、と思っていたのでベランダで実演か。)


止めさせようかな、と思っているところで雨が降ってきた。
カラスのいるベランダとはまた別のベランダの戸が開いている。

(ベランダがいっぱいある。便利でいいわ。)

犬が出ていったのか?大変だ。雨に濡らしちゃいけない!

(これは子どもの頃、うさぎを飼っていた時の意識の名残と思われ…。
うさぎは水に弱いので、あまり濡らしてはいけないのです。)

慌ててベランダに出ようとすると、
そこはいろんな動物とゴミ袋で埋め尽くされていた。
何だかよく覚えてないけど、ニワトリを始め、わんさかいてた。

(そしてゴミ袋は、最近ではあまり見かけなくなった、
青やら黒やらの45Lポリ袋でした。)


バッサバッサとゴミ袋を拾い上げながら、その動物たちに向かって
私が「うちのコ、いるっ?」と訪ねていたので、
どうやらベランダの動物たちは「うちのコ」ではないらしい。

(じゃあ、どこのコがうちのベランダに紛れ込んでるんだろう?
と思うけども、夢の中の私はそういうことは気にならないらしい。)

ひとしきり探しても見つからないので、振り返って部屋の中を見ると
ヤツは部屋の片隅で壁にもたれてシレっとした顔でこちらを眺めていた。


…というところで、目が覚めた。

外は雨が降っている。
夢を見つつ、雨音が耳に入っていたのか…。

随分賑やかで、楽しい夢だった。
なんだろう、動物に翻弄されるのが好きなんだろうか…?

あんな愛くるしい、楽しい夢なら毎日でもいいや。



そう思ってたのに、翌日すんごく嫌な夢を見て、すこぶる目覚めが悪かった。

バク、食べちゃって。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。